のんびり自然散策 ♪ している気分になれる絵本
こんにちは。
ほのぼの図書館の
カジユアです。
今日は、
好みの絵本を紹介します。
じっくり読める。
何度読んでも発見がある。
お手軽に自然散策♪を楽しめる。
キラめく宝物です。
① 『フローラのにわ』 クリスティーナ・ディーグマン作 福音館書店
② 『もりのこびとたち』 エルサ・べスコフ作・絵 福音館書店
③ 『もりのケーキ』 さはらゆうき文 マイルスタッフ
① 『フローラのにわ』
妖精と思われるフローラ。ひとり暮らしの小屋の周りに、豊かな庭が広がっています。タンポポ、ワスレアグサ、ノイチゴ、スズランなどを愛でて、ハリネズミ、アリ、カエルたちとたわむれる日常。ひとりでも楽しい日々が続きますが…。
水彩タッチの優しい絵は、リアルな写実性とファンタジーがバランスよく融合しています。小川でカエルと泳ぐ場面は軽やかで涼しげ。作者はスウェーデン出身ですが、日本が好きなのかなと感じる場面も。ほのぼのしています。カジユアの子は4歳くらいまで、最後のページのテントウムシ(飛んでいる子のほう)を怖がっていました。くすっと笑えます。
② 『もりのこびとたち』
キノコ風の赤い帽子をかぶったこびとたちが、森の中で生き生きと暮らす様子を描いています。森の暮らしならではの知恵。健気な協調性。移り変わる季節を背景に描かれる自然の姿。絵のタッチが緻密で繊細ゆえに、質感まで伝わります。何度読み返しても、細部に発見があり、そのたびに自由になれる。不思議な力を持つ絵本です。
今のこどもたちは、自分からこの絵本を選ぶことは少ないですが、大人が間近で読み聞かせると、それぞれに違う反応を示すので面白いです。
③ 『もりのケーキ』
森の中でひとり、ケーキ屋さんを営むミス・ショコラ。お客さんは森の動物たちです。ある日、「お手伝い募集」の張り紙が。動物たちはそれを見て悩みますが…。それぞれの「大好き・得意」を生かし始める姿に引き込まれます。朴訥とした表現の中に、幸せが詰め込まれた作品です。
映画『パターソン』を見に行った帰りに、本屋に寄って買った絵本です。
自分も市井の詩人になったつもりで、ずいぶんと本屋に長居しました。
大型書店の各階を行ったり来たり、上ったり下りたり♪
昨年はまだ働いていたので、忙しい中、久しぶりの「一人お出かけ」だったなあ。
そんなことも、ゆるりと思い出します。